印相学について
家に家相、土地には地相、顔には人相、手には手相があるように、印鑑にも印相があります。
私たちは自分自身を証明するために印鑑を使います。一言に印鑑といっても自分の名前が彫られていれば良い
というわけではありません。男性女性によって大きさが変わり、印鑑は運命を開きもし、また強運を招きもします。
そして印の形は正円型(丸)でなければなりません。
宇宙を想像してください。印鑑は小さな宇宙なのです。正円型が陽の気運で、健全・福徳・財禄の吉相であり、未来に
向かっての発展性を象徴しているのです。
あなたという全存在がこの印鑑という小さな宇宙のなかに、すべて込められているといってもいいでしょう。
しかし、丸ければ何でも良い、自分自身の姓・名が彫られていれば良いというわけではありません。
昔から印材には、規定の寸法がありますし、印面は印相八方位と接触点増格法から成り立つため、
吉凶の暗示が宿っています。
ただし正円型は個人の場合であり、会社の印の形は正円型とは異なります。

印鑑を購入する際に気をつけなければならない点があります。
「たかが印鑑・・・」と思い、デザイン重視で選んだりしてはあなたの運勢を悪くしてしまうかもしれません。
あなたの印鑑は大丈夫ですか?凶相印鑑の例で確認してみて下さい。
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三つの宝の印と書き「三宝印」といいます。
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全運勢を司る印鑑 不動産登記・公正証書・財産 相続などの重要な契約事項 に用いる |
財産・資産運・金運を司る印鑑 銀行印として用いる。 |
自己の身体を守護する印鑑 ビジネス面や日常家庭印として用いる。 |
印鑑にはそれぞれ持っている意味が違い、男性・女性によって彫り方が異なります。
印字は縦書きか横書きに配分するのが正法。
縦書き | 積極性・発達性など行動する気運を示す相が現れることから、男性の実印・認印やビジネス用の営業印に用います。 |
横書き | 調和性・安定性を示し、健全和合・福寿財運の相が現れます。したがって女性の印はそうした性格から実印・認印は横書きにした方が一層吉相の女性となり、 男性・女性共に銀行印は横書きを用います。 |
印材について
現在印材にはいろいろな種類のものが使われていますが、印相学では動物質の中では象牙と黒水牛の角・
植物質の中ではつげのみが適印材とされています。
その中でも生まれた年によって適印材が変わります。
鉱物質と化学製品は全てダメです。
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黒水牛 | 調和・ゆとり・落ち着きを意味します。公務員、会社員として成功したい時に適しています。 |
象 牙 | 自然に備わった野生の明るさがあり、発展・積極性ともに財運を意味します。 実業家、事業家に適しています。また、腕一本で勝負する弁護士、医者、文筆家、イラストレーターなどの自由業者や浮沈の激しい芸能関係のタレントにも適しています。 |
つ げ | 現代印材の三代表の一つですが、黒水牛や象牙に比べて耐久力の点で劣り、磨減、欠落、汚損を起こしやすいのが欠点です。 使用頻度の多い重要な実印・銀行印・認印の三宝印には黒水牛・象牙を用いた方が良いでしょう。 |
